旅館リニューアルで経営力強化

デザインリニューアルが経営力強化の屋台骨に

旅館経営の要は料理だといわれます。どんなに美しい宿であっても、どんなに素晴らしい景観があっても、料理が美味しくなければ客はつかない――これは新規開業時においても、再生時においても、旅館経営のセオリーとされています。

しかしインターネットや口コミが集客の肝となった昨今、多くの人が、“一度に・たくさんの宿を・さまざまな角度から”比較検討するため、「どうやらあそこの料理はめちゃくちゃうまいらしい」という絶対的な有名宿にでもならないかぎり、料理だけで集客を図るのは困難です。

目の肥えた消費者に興味を持ってもらう、あるいはリピーターになってもらうには、温泉旅館としての総合力強化が命題となります。料理や接客などのソフト面だけではなく、客室などのハード面を方向性を定めて磨き上げることで、理想的な旅館再生が図れるでしょう。

古い設備のマイナスイメージを払拭し、かつ魅力を高めるリニューアルで ハード面を磨いていきましょう

マイナス要素をなくして経営を安定させましょう

全体のデザインだけではなく、廊下のじゅうたんの色や客室の湯飲みなど、
ちょっとした部分から宿泊客は古さや統一感のなさを感じ取り、
「努力をしていない宿」と判断してしまいます。
見た目に古さを感じる部分だけでなく、
特にコンセプトがない部分も含めてリニューアルすれば、
宿の姿勢そのものからイメージアップにつながっていくでしょう。

劣化箇所を改修してイメージを一新する

「古い・汚い」と「レトロ・懐かしい」は似て非なるものです。まだ使える、清掃は行き届いている……というのは理由にはなりません。予約が減った、館内に活気がないのは、宿泊客が宿全体に漂うマイナスイメージを感じ取っている証拠です。思い切ったリニューアルで「古いからこの値段なのか」という第一印象を打ち消しましょう。

温泉による傷みはこまめに修繕を

温泉旅館は温泉による浴室・浴槽のダメージに気を配る必要があります。温泉成分による傷みであるとわかってはいるものの、明らかに傷んだ風呂釜、腐食した木目は決していい印象を与えません。傷みが見えにくく、デザイン性も損ねない浴室など、広い視点で魅力ある空間へとリニューアルしましょう。

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魅力を高めて経営力を底上げしましょう

優れたデザイン、オンリーワンの空気感は、旅館経営の大きな武器になります。
ただ流行を追いかけるのではなく、流行をほどよく採り入れながら
独自の雰囲気を築いていきましょう。古きよきところは残して活かし、
新しきを上手に採り入れる、温故知新のデザインがポイントです。

「ここにしかない時間」で新規顧客を獲得

非日常体験を求める新規顧客の心をつかむには、“リラックスとステイタス感の両立”が重要です。築年数、広さ、デザインなど、元々のウリを強化するデザインリニューアルを行い、くつろぎをベースに、どこにもない上質な空間を提供することが求められます。

ワンランク上の提案でリピーター満足度をアップ

「温泉旅館を巡るのが趣味」という層をいかに満足させ、常宿としてもらうか――料理に変化をつけるのは当然のこと、ハード面でも新しい感動を与え続けることが求められます。コンセプトやデザインが異なる客室をラインナップして全室をコンプリートさせたいと思わせたり、貸切風呂や露天風呂付客室を設けて新しい滞在スタイルを提供したり、ワンランク上の時間を提案しましょう。

建築工房 一晃がご提供できる旅館デザインとは

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