設計・デザインの全面リフォームで旅館の集客率を上げる

設計・デザインの全面リフォームで旅館の集客率を上げる

「どの業界も経営に不安を抱えている」というのは、半分事実であり、半分は偽りです。おさえるべきポイントをおさえれば、経営改善は十分可能です。業界全体が衰退しているという場合は容易ではありませんが、日本における観光産業の需要は、一時期よりも衰えたとはいえ十分なニーズがあります。肝心なのは、自分のところへ集客できるかどうか。その1点に尽きるでしょう。自分たちの旅館を価値や魅力を高める方法のひとつに、旅館のリフォームがあります。実際、旅館の全面リフォームにより、設計やデザインをがらりと変えてイメージチェンジを図ったことで、再生に成功した旅館も少なくありません。

抜本的な改革が必要?

目の肥えている旅行者に「行ってみたい」「また泊まりたい」と思ってもらうには、ただキレイにするだけでは不十分です。キレイにする機会に、旅館の設計からデザインからすべてを見直してみてはいかがでしょうか? 前述の通りに新しく変わったという大きなインパクトがありますし、全面リフォームによる設計やデザインの大幅刷新を機にさまざまな広告戦略を打つこともできるでしょう。また、いくらキレイにしても、20年前、30年前とはお客様のライフスタイルも趣向も異なります。「使い勝手が悪い」「なんとなく居心地が良くない」という旅館だと、「また泊まりたい」とは思ってもらえないでしょう。

集客力が低下している旅館の場合、抜本的な改革が必要とされているケースが多いにもかかわらず、表面的な対策しかとられないことがほとんど。費用は高くなりますが、表面的な対策で効果が得られないのなら、大胆なリフォームも検討してみましょう。